名前を覚えてもらえるって、うれしいですね。あらためて思いました。
1年前、事務所のオープンを記念して、まちなかの文房具屋さんで万年筆を購入しました。
このとき対応してくれた店員さんが、豊富な知識で、数ある選択肢の中から、ぼくの希望にベストマッチな1本を提案してくれました。以来、ぼくはこの店員さんのことを「万年筆の師匠」だと思っています。
その後もインクのこと、掃除のことなど相談に乗ってもらい、修理もお願いしました。
今回、お目当ての事務用品がお店になく、取り寄せをお願いしたところ「山田さんでしたよね」と、スラスラとメモを取り始めました。
「うわぁ、師匠、ぼくのこと覚えてくれてたんだぁ」
翌日、こんなことがありました。
とあるお食事会で初めてお会いし、ほんの二言三言かわしただけのフランス菓子やさんのお店をおじゃました。
するとぼくを一目見て「こんにちは。こないだはどうも」
2日続けての出来事だけに、インパクトも倍増です。ひとに名前を覚えてもらえるって、うれしいもんです。
だからやっぱり。
人の名前は、相手より先に覚えて、喜んでもらいたいと思います。