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1.本気をたいせつにしているから

本気をじゃまする原因を最初から取り除いています

ムダをそぎ落として、お話に集中したい。

お客様には本気で話してほしい。

ぼくも本気でお話を聞きたい。

 

無料相談で問題がすべて解決できるのなら報酬をいただけることはないでしょう。

ぼくたちは、依頼者からの報酬で事務所を運営しています。

ですから通常は、無料の相談者を有料の依頼者にかえるという工程が発生するわけです。

ですが、ふくろう事務所ではこの工程をカットしています。

 

「ここまでは無料ですが、ここから先は有料です。」

なんか言いにくそうなセリフです。

 

このセリフを言うタイミングはどこか、見極めることに神経を払いつつ、お話は100%集中して聞く。

そんな器用なマネ、ぼくにはできません。

 

お客様にも同じことがいえると思っています。

無料と有料の境目が気になって、お話の内容に100%集中できないのではないでしょうか。

目的地に到着する寸前で上がってしまう「タクシーの料金メーター」を、お話している最中ずっと見続けているようなものかもしれませんね。

 

ですから、このセリフを言わなければならないシチュエーションを、ぼくは最初からつくらないようにしています。

 

ふくろう事務所に面談に行くときは、料金が発生する。

だけどその分いっぱい話して、いっぱい聞き出してやるぞ。

そんなふうにお考えいただく方が、すっきりしていてずっと健全だと考えています。

健康診断と受診は別モノだと考えています

市の無料健康診断の問診で、「最近ノドの調子がよくないんです」と言うと、たぶん返ってくる言葉は、

  • カゼかもしれませんね、という一般論
  • かかりつけ医を受診してください、というおすすめ

あたりですよね。

健康診断の本質は、身体に異常があるのかないのかを判断することにあるからなのでしょう。

その場で薬を処方してはくれませんし、治療もしません。

そもそも、相談した方自身もその場で治るとは思っていないことでしょう。

 

一方、内科を受診して「最近ノドの調子がよくないんです」というと、口を大きく開けてノドを見たり扁桃腺を触診したりして、

  • 一般的にはカゼが疑われる症状だけど、あなたの場合は●●ですね
  • まずは、薬を7日分飲んでください。来週もう一度経過を診せてください

という、具体的な病名や今後の対応についての回答があるのではないでしょうか。

 

 

では、こんな場合はどうでしょう。

  • 次女は私の介護をよくやってくれている。2人の娘に半々ではかえって不公平だ。次女に多く遺してやりたいが、どんなふうに遺言をかいたらいいのか?

健康診断と内科の受診、どちらに近いと思いますか。

初診料が無料の内科を受診しますか

Q:内科を受診するかしないか迷ったとき、「無料なら行くけど、有料なら行かない」ですか?

  • たいしたことないと思えば、無料でも行かない
  • これはおかしいぞと思ったら、有料でも行く

ぼくにはこれしか思い浮かびません。

 

それでは、内科を受診しようと決めたら、どこに行こうか診療所選びです。

そのとき「初めての患者さんは無料で診ます」をいう診療所を受診しますか?

本気をたいせつにする方針に賛同・支持をいただいています

お問い合わせをいただいた際、ふくろう事務所では、暮らしに関する無料相談はしていないことを明確にお伝えしています。

 

ですから、それを承知のうえで面談予約をされる方は、その時点でみなさんもれなく本気です。

本当に悩んでいる方・困っている方です。

 

面談の日には、ぼくが暮らしに関する無料相談をしない理由をお話させていただきますが、みなさん理解・納得なさいます。

そして、本気をたいせつにする事務所の運営方針に賛同しご支持いただいています。